
「もっと稼ぎたい」「貯金が増えない」「将来が不安」—
働き盛りの30〜40代サラリーマンにとって、
お金の悩みは尽きません。
でも、そもそもあなたは“お金との付き合い方”を
誰かに教わったことがありますか?
今回紹介する『サイコロジー・オブ・マネー』は、
単なる投資や節約術の本ではありません。
「どう考えれば、お金に振り回されず、豊かな人生を送れるのか?」
その根本に迫る、すべてのビジネスパーソン必読の一冊です。
本記事では、本書のエッセンスを分かりやすく解説し、
あなたの人生にどう活かせるかまで落とし込みます。
目次
- 『サイコロジー・オブ・マネー』とは?
- あなたに刺さる3つの核心メッセージ
- 1. お金の正体は「自由」
- 2. 賢い人が必ずしも金持ちになれない理由
- 3. 「十分を知る者」が最も強い
- 日本人サラリーマンとしてどう活かすか
- それでもこの本に足りない視点
- まとめ:今日から“お金の心理学”を使いこなそう
『サイコロジー・オブ・マネー』とは?
モーガン・ハウセルによるベストセラー。
原題は The Psychology of Money。
「富を築くには、頭の良さより心の使い方=マインドセットが大事」という立場から、
20の短い章で「お金と人間の本質」を語ります。
本書が支持されている理由は、
誰にでも当てはまる人生哲学と実用性の融合にあります。
特に、仕事・家庭・貯蓄・老後と
課題が山積みのサラリーマン世代にとっては、
刺さる内容ばかりです。
あなたに刺さる3つの核心メッセージ
1. お金の正体は「自由」
「もっと稼ぐ」「もっと増やす」だけでは、安心は得られません。
ハウセルは明確に言います:
「お金の最大の価値は、自分の時間と選択をコントロールできる自由にある」
つまり、
「誰と働くか」
「どんな仕事を受けるか」
「何時に起きるか」を自分で選べる状態こそが“豊かさ”なのです。
「お金は、あなたに自由をくれていますか? それとも縛っていますか?」
2. 賢い人が必ずしも金持ちになれない理由
世の中には「勉強ができる人」より「お金に強い人」がいます。
その違いは、感情の扱い方と行動習慣にあります。
投資で冷静さを保つ人が勝つ
人と比較せず、自分軸で満足できる人が長く資産を守る
つまり、「合理的な知識」よりも、「合理的に見える行動」を
日々継続できる人が強いのです。
3. 「十分を知る者」が最も強い
「もっと…もっと…」と求める人ほど、人生のどこかで転びます。
「いつ撤退するかを知っている者が、本当の勝者」
これは投資だけでなく、
仕事・ライフスタイル・付き合い方にも通じます。
あなたにとっての
「十分な年収」「十分な貯金」「十分な自由時間」を一度、
紙に書き出してみてください。
日本人サラリーマンとしてどう活かすか
本書のアメリカ的な価値観は、
日本の環境にそのまま当てはまるわけではありません。
でも、以下のように置き換えて活かすことが可能です。
「セーフティーマージン(余裕)」
→ 生活費6〜12か月分の現金 or 緊急時に副収入を確保
「複利を活かす」
→ 新NISA・iDeCoでの長期インデックス投資を自動化
「貯蓄率を上げる」
→ 年収アップより、固定費の見直しが先
これらは一朝一夕ではなく、
「仕組みで自分を助ける」ことがカギになります。
それでもこの本に足りない視点
いくら良書でも、全てを鵜呑みにするのは危険です。
批判的視点を持とう
この本は「ある程度余裕のある人」向けに書かれています。
年収400万円未満の家庭では、貯蓄より“生活の維持”が優先される現実もあります。
日本の雇用慣習・年金制度・教育費の高騰は、
アメリカとは違う課題を抱えています。
だからこそ、自分の現実に合った
“使える知恵だけ”選び取る力が必要です。
まとめ:今日から“お金の心理学”を使いこなそう
『サイコロジー・オブ・マネー』は、ただのマネー本ではありません。
“お金をどう使うか”
ではなく、
“どう考えるか”を整える本です。
今日からできる3つの行動
■1 自分にとっての「Enough(十分)」を定義してみる
■2 毎月1万円でも「使わないお金」を積み立て始める
■3 他人と比べるのをやめて、自分の価値基準を育てる
あなたも今日から「お金との付き合い方」を見直してみませんか?
読み終えて、あなたのお金の考え方は少し変わっていたら
その変化こそが、豊かさの第一歩です。