人を動かす文章とは
以前、紹介した齋藤孝氏の『誰も教えてくれない人を動かす文章術』を読み終えました。
大学で指導している言葉の権威ともあり、講堂にて授業を受けているような感覚になりました。
さて、人の心を動かす文章とは何か、という問いに、この本を読んだ私なりの回答は、
一言で述べるとすると
『非凡』であること。
入試の小論文の添削もするという著者は、何千人もの受験生の小論文は、だいたい8割が
同じようなことを書く。残りの二割が関心を持たせるモノである、という具体例を
交えて述べている一説があった。
まさにその通り。
ブログという形式で文章を公開している
以上、ゴロゴロ生活を訪れてくれた方に、私の小論文を添削してもらっているようなもの。
それを、××読みましただの、××観ましたで始まる記事を書いたところで、それは他の受験者
(ブロガー)と同じことであるなと痛感しました。
以下、文章術具体例を箇条書きにしてみます。
・学校の授業やテレビのニュース解説を要所要所をまとめてエッセーを書いて、
文章力を高める
・文章はゴールを決めて書く
ゴールとして定める結論は道徳的なモノはさける。
(例:チームワークの大切さ→一番大事なのはあやとり感覚)
・タイトルは人の関心を引くものをつける。まったく関係ないものとの共通項、等
(例:なぜ主人公は常に○○してしまうのか。論語と算術)
・引用と出典でお得感。一般的なものより、学術的
つらつらと書きましたが、人と異なる視点で物事をとらえ、それを凡庸ではない文章に
する力が必要なようです。
人を動かす文章術的に結論づけますと、人を動かす文章とはボディビルである。
日々の鍛錬が筋肉を作り上げ、やがてその筋肉が人々を魅了する。
…その隆々の筋肉にも好き嫌いはある。
今はこんな感じでしかまとまりません。
ボディビル化したゴロゴロ生活に乞うご期待。