1. TOP
  2. 読書
  3. 人を動かす文章とは

人を動かす文章とは

|

 

以前、紹介した齋藤孝氏の『誰も教えてくれない人を動かす文章術』を読み終えました。

大学で指導している言葉の権威ともあり、講堂にて授業を受けているような感覚になりました。

さて、人の心を動かす文章とは何か、という問いに、この本を読んだ私なりの回答は、

一言で述べるとすると

 

非凡』であること。

 

入試の小論文の添削もするという著者は、何千人もの受験生の小論文は、だいたい8割が

同じようなことを書く。残りの二割が関心を持たせるモノである、という具体例を

交えて述べている一説があった。

まさにその通り。

ブログという形式で文章を公開している

以上、ゴロゴロ生活を訪れてくれた方に、私の小論文を添削してもらっているようなもの。

それを、××読みましただの、××観ましたで始まる記事を書いたところで、それは他の受験者

(ブロガー)と同じことであるなと痛感しました。

 

以下、文章術具体例を箇条書きにしてみます。

・学校の授業やテレビのニュース解説を要所要所をまとめてエッセーを書いて、
文章力を高める

・文章はゴールを決めて書く
ゴールとして定める結論は道徳的なモノはさける。
(例:チームワークの大切さ→一番大事なのはあやとり感覚)

・タイトルは人の関心を引くものをつける。まったく関係ないものとの共通項、等
(例:なぜ主人公は常に○○してしまうのか。論語と算術)

・引用と出典でお得感。一般的なものより、学術的

つらつらと書きましたが、人と異なる視点で物事をとらえ、それを凡庸ではない文章に

する力が必要なようです。

 

人を動かす文章術的に結論づけますと、人を動かす文章とはボディビルである。

日々の鍛錬が筋肉を作り上げ、やがてその筋肉が人々を魅了する。

…その隆々の筋肉にも好き嫌いはある。

 

今はこんな感じでしかまとまりません。

ボディビル化したゴロゴロ生活に乞うご期待。