夢や目標のために
自分たちは何を捨てることができるのか、試されます。
目次
- ①貯金は「メンタルが9割」
- ②人生を変えた「節約生活」との出会い
- ③初心者でも続けられる!節約の超基本【固定費削減編】
- ④お金を「使わない仕組み」をつくる【変動費削減編】
- ⑤お金を貯める選択肢と手段を増やす
- 感想
①貯金は「メンタルが9割」
●お金が貯まらないのは、本当に収入のせい?
●「思い込み」と「こうあるべき」がわたしたちからお金を奪う
●「 頑張ったご褒美」が毎日を「無駄遣いOKデー」にしている
● 脳内ホルモンを利用して「貯金脳」をつくる
●「対策自分論」でストレス解消の衝動買いから卒業する
●思考を偏らせる「アンコンシャス・バイアス」の呪い
●ストレスの「見える化」がメンタルを整えるカギ
●買い物の満足度が劇的に上がる「ハッピーマネーの法則」
●お金を使うときの自分軸「つけ麺置き換え法」とは
貯金ができないのは、「収入が少ないから」ではなく
「わたし自身の考え方のせい」。
「なにかを選ぶ」ことは「なにかを捨てる」こと
「他人軸」を卒業して「自分軸」で生きていく。
見栄や世間体などを排除した上で
本当に自分が求めていることを見極め、
それにお金や時間をかけたほうが満足度の高い人生を送れる。
自分軸やお金の使い方の優先順位がはっきりして、
日頃の小さな買い物の場面でも迷ったり悩んだりすることが減っていく。
お金を使うときは、「無駄な支出はしない」と同時に、
「なにに使うなら、価値があるのか」を
一緒に考えることが大事。
貯金は「メンタル」。
②人生を変えた「節約生活」との出会い
●借金アリ・貯金ナシから資産1000万円をつくるまで
●「贅沢していないのに、お金が全然貯まらない」という現実
●「ライフプランシミュレーション」でわたしの未来は破綻していた
●「どの会社で働くか?」で自分の価値は大きく変わる
●「こんな人生を送りたい」という夢が原動力になる
●お金の不安をなくしたければ「貯蓄率」をアップせよ
●攻めの姿勢で「入ってくるお金」自体を増やしていく
転職によって得られた時間で、
節約、資産形成に関する本
マネー系のYouTubeチャンネル視聴し
「FIRE」という新しい目標に出会い、節約生活の原動力となる。
貯蓄による安心感は「年収」ではなく「貯蓄率」で決まる。
平均貯蓄率はおよそ8%〜16%。
年収300万(手取り約240万)→年間38万4000円
年収500万(手取り約400万)→年間64万円
平均貯蓄率の16%でも、
長い人生に安心を得られるほどの貯金額には達しない。
年収500万円(手取り約400万)貯蓄率16%の場合、
336万円が支出。
FIREに必要な「年間支出の25倍」にあたる8400万。
年間64万円では100年かかっても到達できない。
貯蓄率を高めるほうが、確実にFIREの実現が早まる。
節約習慣が貯蓄の成果を生み、それが喜びや快感となって
節約がどんどん楽しくなる。
これが「貯金メンタル」。
副業などで収入を増やそうとするのは、
節約が無理なく習慣化され、
それが日常生活になってからで十分。
まずは「節約からはじめよ」
③初心者でも続けられる!節約の超基本【固定費削減編】
●「家計簿めんどくさい」の壁を越えるコツ
●ズボラでも継続率100%の神アイテム 「家計簿アプリ」
→自分が何にお金使っているのかを把握すること。
「マネーフォワードME」で家計簿つけよう。
●「貯金メンタル」への近道! 先人の知恵のフル活用
成功者のノウハウやマインドを学ぶことが
目標達成の近道。
●「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」 (東洋経済新
社) 津川友介
●『貯金すらまともにできていませんがこの先ずっとお金に困らない方法を教 えてください!』 (サンクチュアリ出版) 大河内薫/ 若林杏樹
●YouTubeチャンネル『両学長リベラルアーツ大学』両学長
●YouTubeチャンネル『倹者の流儀』くらま
●YouTubeチャンネル『中田敦彦のYouTube大学』中田敦彦
●節約初心者は「固定費削減」からはじめよ
●ストレスフリーで効果バツグン!
固定費削減7つのテクニック
1.最大の固定費!家賃を下げる
2.家賃の次に着手したい「スマホのキャリア変更」
3.キャンペーン利用でかなりお得に! プロバイダ契約の見直し
4.電力会社変更で値上げに負けずに支出カット
5.水道代節約に大活躍する2大アイテムを取り入れる
「節水シャワーヘッド 」
「食洗機」
6.サブスクの「使っていない」「忘れていた」をなくす
7.費用をグッと抑えられる可能性あり! 保険の見直し
④お金を「使わない仕組み」をつくる【変動費削減編】
●使わない「自分ルール」が自然に身につく9つのテクニック
1.「ついで買い」「乗せられ買い」の罠にハマらない買い物のコツ
→「買い物は週1(土曜日)にする」こと。
→「見たら負け精神」を持つこと。
平日は心身ともに疲れているからコンディションが整った休日に設定し
余計なものは買わない。
「買い物メモ」を作成し、メモに書いた商品だけをカゴに入れて
誘惑の多い場所を通らないコースでレジに直行。
2.「なんとなくコンビニ」から卒業する
3.自炊で実現! 食費1万円生活
食材を買う際には、たんぱく質や野菜(ビタミン・食物繊維)、炭水化物という栄養素の
カテゴリ分けを意識する
『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』(東洋経済新報社)津川友介
を参考に、できるだけ栄養バランスがよく、健康に良い食生活を心がける
休日に1週間分のお弁当を一気に作って冷凍しておく。
4.無駄の見える化「浪費日記」をつける
予定外の出費をするときに大切なのは、「浪費を自覚すること」
カレンダーに浪費を記録する「浪費日記」をつけること
「毎日必ず見るカレンダーに記録する」のがポイント
5.「浪費予算」を決めて引き算で生活する
6.「ほしいもの放置リスト」で物欲をクールダウン
「ほしい!」と思ったら、「ほしいものリスト」に記録する
↓
そのまま、1週間くらいほったらかしにする
↓
1週間後にリストを見て、「やっぱりわたしには必要だ!」と思うなら即購入
↓
「別にほしくないかも」と思ったものはリストから削除する
衝動的な「ほしい」という感情は時間をおけば静まります。
7.水分補給の出費ゼロ化計画
自販機で飲み物を買うのは一番もったいない行為。
水筒使え。
8.飲み会や外食は「ルール化」で無理なく減らす
人づきあいにおいても
自分軸や人生の価値観に沿って、
消費の優先順位を決めることが大切。
「自分の人生において、人との交流や繋がりが何より大事」という
確固たるポリシーがあって、飲み会も遊びも積極的に参加したいのなら、
それは支出の優先順位を上位にして、他のことで節約を図っていくべき
例)自分が「90点以上だ」と思ったこと以外はやらない
「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』(かんき出版) グレッグ・マキューン
9.生活用品は「ふるさと納税」でお得にゲット
●「健康」にはお金に代えられない価値がある
必要な食事や栄養の確保、医療費など、生きるために必要な支出まで
削ってはいけない。
⑤お金を貯める選択肢と手段を増やす【投資・副業編】
●節約+投資で「安心」が生まれる
自分の労働力や生活環境とは別のところでお金を生む
「不労所得」が必要。
資産形成をブーストアップし、
さらなる安心を得るためには「投資」が必要。
●米国ETFでFIREが身近になった
SPYD
配当利回り4%前後の高配当を目指す少しアグレッシブなETF
年間300万を貯金する節約生活を続けながら資金を投資に回し、
配当金もさらに投資に回していけば
たったの15年程度で資産額は約5000万円になる計算。
毎月16万円程度の不労所得を手にすることができる。
●投資初心者におすすめなのはインデックスファンド
全世界の株式市場に分散投資を行っているため、リスクが低く、
成長する可能性が高い観点で「eMAXIS Slim 全世界株式」
●「つみたてNISA」で手間をかけず長期投資
15年間のプロのマネージャーの成績を見ると、90%はインデックス投資に及ばない。
さらに、勝っているマネージャーの成績も時間とともに確実に低下する。
このため、儲けようとしてアクティブに売買すると、「敗者のゲーム」となる。
「敗者のゲーム」 (日本経済新聞出版社) チャールズ・エリス引用
インデックスファンドの投資は、一括投資や不定期の追加投資ではなく、
毎月少額で投資を行う長期の積立投資。
10年以上の長期投資での積立なら、
株価の急落は関係なし。
急落後も積み立て続けるので取得額は平均化されていくし、
世界の経済成長が続けば、長期的には株価は回復する。
初心者の方がまずやってみようと思ったときには、
インデックスファンドの長期積立投資が取り組みやすい
非課税でのインデックス長期積立投資では、
私的年金制度「iDeCo」の併用も効果的。
●投資では「リスク許容度」と「生活防衛資金」を重視する
一般的に自分や家族の生活費の3カ月〜6カ月分の
生活防衛資金をしっかり残した上で、投資すること
●フリマサイトで「いらないもの」をお金に換える
●副業は「新しい適性」を見つけるチャンスになる
・先人のノウハウを徹底して愚直に実行する(すぐにオリジナリティを出そうとしない)
・中途半端にせず、しっかり時間と労力をかけて改善を図る
感想
貯蓄率50%超えの節約など
自分の生活に置き換えて考えても現実味がなく
所帯持ちではなく、
シングルやダブルインカムの場合に
参考にできる内容だと感じる。
奨学金を返済しながらも
資産を形成できているところが、
リアルだが、その返済分を差し引いても
著者の貯蓄率は到達できない領域。
真似できる部分を真似て
生活に取り入れていくスタイルで
参考にしたほうが良い。
もちろんゴリゴリに参考にして
貯蓄率上げるのもよし。
転職、引越し、副業
どれもハードルが高いことだが、
裏を返せば
そのぐらいの気概がないと
自分の世界を変えられないということ。
「なにかを選ぶ」ことは「なにかを捨てる」こと
このフレーズには激しく同意。
引用する本やYouTubeチャンネルは興味があったので
確認してみるとしよう。