読書

【人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」】会社勤めしながら夢を叶える方法

 

Routine 20250127 01

 

会社に勤めていたら自分のやりたいことができないと嘆き

人生に絶望しているすべての社会人向け。

  

目次

 

帰宅後の過ごし方を変える4つの質問

質問1「やりたいことは週末にしかできない?

一日を見つめ直すと新たな時間が生まれる

 

多くの人が平日を「出勤日」

週末を「出勤しない日」だと考えている。

 

一日分けてみれば分かるように、

平日に24時間ずっと働いているわけではなく、

週末も24時間ずっと遊んでいるわけではない。

 

午後6時まで働いたとしても、

帰宅後の今この瞬間は働いていない時間だ。

時間を括って見ようとせず、立ち止まってよく考えれば、

時間が長く有効に使えるという自信が湧いてくる。

 

帰宅後こそ多くのことが実現できる

 

時間がたっぷりあると思えば、効率は落ちる。

 

自由時間が多いというのは、

かえって上手にセルフコントロールする力が

求められるということ

 

何もせずのんびりできる週末のない生活は

あまりにも過酷。

 

「帰宅後時間」を大切に活用してみよう

 

好きなことなら疲れない

自分が好きなことで

時間をフルに使うことは、エネルギーを奪い取られることではなく、

むしろエネルギーを満たしてくれる。

 

誰でも生存するための最低限の体力さえあれば

空いた時間を生産的に使いこなすことはできる。

 

好きなことを見つけて実行し、

昨日より少し成長した自分にであることは

自分をずっと輝かせてくれる。

 

質問2 一生この仕事だけしていれば幸せ?

後悔しない生き方を探そう

 

「人生をどう満たせば後悔しないだろうか?」と問われたら、即答できる。

「やりたいことを、存分にやって生きる」

だからといって会社をやめて、

やりたいことだけをするわけにもいかないので、

「帰宅後の時間」に目を向けることにした。

 

目標=「最高の社員でいいですか?

 

好奇心が強く、クリエイティブな趣味が色々ある人は

必ずや存在し、自分がそのような人ならば、

その情熱を思いきり振りかざして生きてもいい。

 

最高の社員になれなくても、帰宅後、

もっと思いきり自分らしく「他のこと」をする人になろうと

心に決めた。

 

帰宅後は、自分のしたいことを!

 

帰宅後時間を充実させたいなら、

自分が仕事以外に何をすれば幸せを感じられ、

仕事以外で発揮できる自分の能力には

どんなものがあるのか、

どんな「他のこと」をしたいのかを考えてみよう。

 

これからの時代は、

「いつ退勤しようか?」ではなく、「待機して帰宅後、何をしようか?」

について考えるのが重要。

 

質問3 今の収入だけで未来を描ける?

 

老後、所得ゼロでも困らない戦略

 

退職せず一生働いて収入を得る、自分だけのキャリアを作ること

 

得意なこと、自信を持てることを探す

 

自分の得意なことや自信を持ってできることを、

上司の決裁なしで主導してみることも、

会社員生活以上に重要。

 

そのような能力こそが組織から抜けた後、

一生保てる「本当に安定的な仕事」につながる。

 

一生好きなことをしながら、お金を稼ぐ

 

仕事をしているときに幸せを感じ、

仕事をしていないときにも収入があるのが理想。

 

さあ、副業を始めよう

 

会社員という安全装置がある今は、

趣味ですぐに大金を稼げなくても構わない。

 

ただ自分が好きなことをするんだという気持ちで、

帰宅後に、少しずつサイドプロジェクトに

挑戦してみてはどうだろうか。

 

質問4 退職すればやりたいことができる?

熾烈な就活の終わりは、退職の始まり?

最近の世代は、会社勤めをする目的として

食べていくためだけでなく、

達成感を得ることも望んでいる。

 

達成感を重要視する人であればあるほど、

会社をやめて好きなことをやりながら自己実現を図ろうとして

退職の準びに取り掛かる。

 

しかし、「退職すれば、

金銭的には少しばかり余裕がなくても

したいことをしながら幸せになれる」と勘違いする人が多いのが問題。

 

背水の陣を敷いても勝てない

 

退職して時間ができたらやってみたいことを

自由にできるというのは、思いこみにすぎない。

 

本当に「してみたいこと」が

退職しなければ

できないことなのか考えるべき。

 

平日の帰宅後に

どんなに小さい規模でもサイドプロジェクトに挑戦してみよう。

 

退路がなくても本当に勝てる戦術なのか、

自分がそれほどの力を持った兵士なのか、

あらかじめ探っておくこと。

 

帰宅後にできることの探し方

①疲れていてもできることを選ぶ

②必要な時間と費用をあらかじめ計算する

③とりあえず試して、合わなかったら断念する

 

帰宅後ルーティンで得られる4つの贈り物

 

贈り物1 自己肯定感:自分の価値を信じられる

 

失われた自己肯定感を求めて

 

あるがままの姿でも大丈夫だと自分を慰めながら、

「自分は大切で光り輝く存在だ」という

ごく当たり前の事実を確認し続けるだけでは

自己肯定感は高められない。

 

仕事でしくじっても、自分には価値がある

 

自己肯定感は、自らの行動を起こして

達成する経験を伴ってこそ

得られるもの。

 

自分の役割や能力を職場で決めつけず、

職場を離れて自分ができることを発見することによって、

職場がすべてではない人生を歩むことができる。

 

帰宅後時間を通して

自分のもう一つの人生を発見してみよう。

 

ささやかなことでも目標を設定し、

自分で決めたことは必ずやり遂げられる人間だと

直に確認しよう。

 

贈り物2  副業:会社員でも、夢を叶えられる

 

夢だけで食べていける?

 

好きなことと、好きなことを生業とすることは異なる。

 

現実と夢は両立できる

 

帰宅後時間を自分のものにし、

自分の夢をあきらめずに実現できるという

自己肯定感を持つようになって、考え方が変わる。

 

夢をあきらめ、現実と折り合いをつけたのではなく、

現実と夢のどちらも掴んだ。

 

必ずしも夢見たことを「職業」にしなければ、

夢を叶えられないというわけではない。

 

夢は本業でなくても叶えられる

 

現実と妥協して忘れかけていた夢があるなら

帰宅後に追い求めてみよう。

 

贈り物3 自分自身:何事も自分軸で考えられる

 

誰かに指図され続ける人生で満足できる?

 

人に指図されて、あるいは人にしたがって行うことではなく、

自分の趣味で、ひたすら続けたいことを自ら探し、

実践する経験は、とてつもなく大切。

 

他人の視線に惑わされず、

自分で選択し、自分で責任を持ってやり遂げるとき、

私たちは真の大人になれる。

 

自分の人生の責任は、自分で持つ

 

心配そうに忠告してくれる人の心配は、

その瞬間で終わり。

それ以降の自分の人生に責任を取ってくれるわけではない。

 

将来、他の人のせいでやりたいことを

できなかったと恨むより

自分が好きなようにやってみてから後悔するほうが、

うじうじしなくて済む。

 

贈り物4 複数の収入源:給料の2倍稼げる力がつく

 

サイドプロジェクトで生まれた収入源

 

お金で時間を買える。

お金さえあれば、稼ぐための仕事が減らせ、

収入の有無に関係なくやりたいことが自由にできる。

 

お金を稼ぐ目的は、

労働時間とそれにかかるエネルギーを減らすこと。

 

好きなことをすれば、収入はついてくる

 

資本主義社会にあって正攻法でお金を稼ぐ原則は

きわめて単純明快。

 

誰かに必要なものを提供し、

それに相当する対価を受け取ること。

 

今やっていることをもっと伸ばしていけば、

お金は入ってくる。

 

好きなことを懸命にやれば、収入はついてくる。

 

何より重要なのは、地道に続けること。

 

「収益」が目的でなくてもいい

 

お金を稼ぐための仕事ではなく、

好きでやっているのに、

 

さらにお小遣いまでもらえてラッキーだという

考えで取り組めば、ストレスを受けることなく

ずっと続けられる。

 

必ずしもサイドプロジェクトで収益を

上げなければならないわけではない。

 

帰宅後の自由時間を意味あるものにして

過ごせるなら、

収益が入らなくても、

人知れず静かに続けているだけで

充分、価値ある時間になる。

 

TIPS 自分に合った副業の見つけ方

 

「プロジェクト」は自分がひたすら楽しんでいる趣味や関心分野、

人々に共有したい才能から出発すればいい。

 

・エクセルフォトショップなどを巧みに扱うスキルがある

→オンライン講座を通して、才能を売る

・何でも書いて整理するのが好きなほうだ

→収益型ブログの運営

・絵が得意で、細々としたものが好きだ

→イラスト文具やスタンプの制作および販売

・写真を撮りに出かけることが好きだ

→ストックフォトの販売

・一つのことにハマるオタク気質だ

→オタクをターゲットとしたYouTubeチャンネル開設

 

充実した一日を過ごすための目標設定 ロードマップ

 

段階1 人生の意味を見出す

 

自分は何のために生きているのか

 

価値あることが何なのかを探し、

価値あることをしようと努力すること

 

その目標には「意味」がある?

 

生きる意味を見つけると、

すべての行動を意味によって

振り分けることができる。

 

行動に意味を持たせれば、

一生続くモチベーションとなる。

 

時間が流れ、年を重ねるにつれ価値観が変わるなら、

人生の意味もまたいつでも変わり得る。

 

でも、やがて変わる価値観だからといって、

意味がないわけではない。

 

人生の中心を定め、

しっかり支えながら、

たゆまず持続する力になってくれるという点は

変わらない。

 

段階2 期待を現実に変える目標作り

目標設定の4ステップ

何でもコツコツやり遂げることに決めたなら、

目標を定め、計画を立てなければならない

 

●目標設定の4ステップの例

長期
目標
①大きな目標 必ず成し遂げたい目標

例:自己啓発・教育分野の
トップクリエイターになること

②意味づけ 「私はなぜ生きているのか」
に対する答え、人生の意味

例:私の助けが必要な人々を
助けながら生きていきたい

短期
計画
③プロジェクト 達成すべき仕事

例:本の出版

②アクションプラン 一つのプロジェクト
完遂のために取るべき
小さなアクション

例:資料調査、原稿執筆、
参考図書の読破など

 

大谷翔平も使ったマンダラチャートの活用

大きな目標と短期計画を立てる際は、

漠然としていた目標が次第に具体的に、細かくなっているのが一目で把握できる

マンダラチャートの活用が役に立つ

 

●マンダラチャートの書き込み例(新年の目標設定)

週5回
運動
朝の
ストレッチ
ヘルシーに
菜食
人の話を
よく聞く
挨拶を
忘れない
わかりやすく話す 週3回
専門分野の勉強
疑問
習慣化
動画診断所見書作成の実習
1年に5回カウンセリング
を受ける
健康 充分な
休息
相手の
長所探し
人間関係 感謝 ひたすら
技術練習
専門分野の
勉強
週1回
ケース
レポート
年1回
健康診断
1日7時間
睡眠
1日1.5L
水分摂取
慈悲の
瞑想
コン
プレックス
分析
恋人
探し
ウェブ
セミナー
定期聴講
月2回
専門分野のグループ研究
月1回
院内発表
週1回
動画を
アップロード
最新のトレンドの勉強 デザインの勉強 健康 人間関係 専門分野の勉強 アクションプランナー作成 仕事中にスマホをしまう 午前中に砂時計使用
毎日企画書を執筆 動画コンテンツ 月1回ライブ配信 動画コンテンツ ステップアップの1年 時間管理 デイリープランナーを毎日記入 時間管理 オーバーワーク防止調整
オフラインで登録者の集いを企画 ルーティン管理サービス企画 登録者との積極的なコミュニケーション 自己啓発 経済 芸術 充分な休憩時間 ポモドーロ方式で働く 規則正しい睡眠時間を遵守
1年間に読書50冊 本の執筆 人文学の勉強 マーケティングの勉強 経済書を読む 投資スクール 週1回演技研究 多くのクラシック映画鑑賞 質問を恐れない
瞑想 自己啓発 感謝の日記を書く 自分が手にしているものに感謝 経済 必要な時は惜しみなく分け与える 1年に1本シナリオ執筆 芸術 旅行を何回もする
発音・発生の矯正 使い捨て用品の削減 手話の勉強 家計簿をつける 収益70%貯蓄 税金の勉強 心理学の勉強 毎年プロフィール更新 撮影の学習

 

段階3 アクションプランナーを書く

目標実現のためのアクションプラン

新年に立てた目標が暮れになって叶えられていない理由は

目標だけを立てて行動計画を立てないため。

 

小さな行動が積み重なって望む結果を生み出す。

以下ステップで「アクションプラン」を立てることがおすすめ。

 

ステップ1 目標設定

ステップ2 締め切りの設定

ステップ3 目標リストの作成

ステップ4 行動計画の作成

ステップ5 妨げになる要因の除去

ステップ6 即、実践

ステップ7 たゆまず前進

 

大切なのは、アクションプランナーを書いた後に、

頻繁に目標についてあれこれ考えるのではなく、直ちにすべきこと、

アクションプランにのみ集中すること。

 

●アクションプランナー書き込み例

ACTION PLANNER 開始日:20XX年1月1日
Goal ブックカフェ創業
・By when? 20XX年5月まで
・How? 市場調査とマーケティングに心血を注ぐ!
優先順位 アクションプラン 開始日 終了日
1 専門学校申し込み/バリスタ養成コース履修
2 不動産の立地調査
3 全国ブックカフェ20店舗市場調査
4 店舗およびインテリア研究
5 マーケティング関連書籍を読む
6 資金調達
7 店舗物件賃貸契約
8 オンラインマーケティング用SNS開設
9 インテリアおよび店舗什器搬入
10 事業者登録および営業申告
 
 
Goal達成!

 

多くの人が将来について取り越し苦労している。

でも心配するだけでは何も変わらず、

まだ起きていないことを自分がコントロールできる能力はない。

 

未来の目標を実現するために少しでも可能性の高い方法、

今すぐ、この場で実践することが重要。

 

段階4 変化を恐れず、一歩を踏み出す

慎重という名の落とし穴

 

結果の良し悪しは、

後から考えればいい問題。

 

それなのに、私たちは時に必要以上に

後に回すべき問題を現在に先取りし、

 

後々打たれるかもしれないムチを、

先に一回多く受けている。

 

悩みは短く、実行は早く

心配する時間が長いほど、心配が大きくなる。

反対に、行動すればするほど、心配は消えていく。

 

だから心配性の人は、

とにかく始めてみること。

 

悩みの期限をあらかじめ決めて悩む。

悩んでいる理由を全て紙の上に書き出してみる。

 

文字に起こしてみると、

明らかにたいしたことではない。

クスッとさえしてしまう悩みに過ぎないのだが、

頭の中で心配ばかりしていると、

知らず知らずのうちに、雪だるま式に大きくなる。

 

自分が何かを始めるたびに

繰り返す悩みのメカニズムを解明できた瞬間から、

悩みが少し小さくなるだろう。

 

 

TIPS 自分のために目標設定する方法

 

目標を決めるときは、

本当に自分が望むことなのか、

それとも目標のために作った目標なのかを

よく検討する必要がある。

 

他人の視線を意識し、

他人の決めた基準に合わせて生きてきた歳月が長いため

本当に自分が望むものが何なのか正確にわからない場合が多い。

 

自分のためだけに目標を設定する3つの問い

①自分の計画に「他人」が含まれていないか?

②復讐が目的になっていないか?

③幼い頃に受けた心の傷から生じた欲求ではないか?

 

目標は実現しないと意味がない?

猪突猛進型の目標志向主義に陥らないよう

気をつけないければならない。

理由は以下の通り

 

①人生は予測不可能だから

②こだわりが可能性を高めるのではないから

③「理想の自分」と「今の自分」を比較するようになるから

 

予想外の大きなチャンスが

いつだって意外な瞬間に、

まるでプレゼントのようにもらえることがある。

 

そして、そのチャンスは

準備が整っているときにだけつかめる

 

一日を2倍に増やす時間管理法

方法1 いつも時間がない理由を探る

散らばった時間のかけらを求めて

基本的な睡眠時間を減らしてまで

時間要領を確保するのはお勧めしない。

自分が消耗しながらする仕事は長続きしない。

 

どうしていつも時間がないのか

まず時間の特性を理解する。

 

時間は意思して眺めるときは、ゆっくり進む。

時間を忘れている場合は早く進む。

 

時間を意識して使ってみれば、

急に帰宅後の時間がとても長く感じられる。

 

このようにして24時間モニタリングをする習慣をつければ

他の人より2倍長い一日を生きられる。

 

30分ごとに振り返ってみれば、

自分がどのように時間を使っているのかを

正確に把握することができる。

 

時間を意識的に管理する

ぼんやりしている間にも

時間はすばやく逃げていく。

 

だからこそ、

時間を常に意識していなければならない。

 

方法2 今日一日の行動を振り返る

1時間ごとの行動を記録する

時間管理のためなら、事前計画より、むしろ事後記録が重要。

 

事後記録とは、ある時間にどんなことをしようと

事前にプランを立てて記録するのではなく、

あることを終えるたびに、または1時間ごとにさっきまでしたことを

記録する方法。

 

どの時間帯によく集中しているのか、

いつどこで、どんな種類の仕事をするときに

効率が落ちているのかなどを確認できる。

 

事後記録型デイリープランナーの使い方

デイリープランナーなしでは時間管理について

事後記録は時間管理の基本であり、すべて。

 

①To-Do List

②タイムライン

③水分摂取や食事の記録

の3構成。

 

事後記録がこのプランナーの核心。

記憶に頼って書くことは、詰まるところ書かないことと全く同じ。

事後記録をする目的は

自分が思いもよらなかった瞬間に無意識に使って浪費している時間を正確に

把握して減らすことにある。

 

●デイリープランナーの書き込み例

DAILY PLANNER 開始日:20XX年1月5日
Today's Goal
出会う人みんなに親切にしよう

Timeline   To-Do List
起床 06:00 起床 1 報告書作成完了 □
運動 07:00 運動 2 専門分野の勉強 □
08:00 移動 3 帰宅後ルーティン □
09:00 出勤、メール確認 4
10:00 午前の会議 5
11:00 仕事 6
12:00 昼食 0
13:00 仕事 0
14:00 時間の浪費 0
報告書の作成 15:00 報告書の作成 0
16:00 プレゼン準備 Check 水分摂取
17:00 仕事、退勤 ● ● ● ○ ○ ○ ○ ○ 
18:00 夕食、コーヒーブレイク
19:00 コーヒーブレイク
専門分野の勉強 20:00 専門分野の勉強
21:00 専門分野の勉強 Check 食事
読書、瞑想 22:00 読書、瞑想 朝食:ベーグル
23:00 就寝 昼食:パスタ
24:00 夕食:定食
  間食:クッキー2枚

 

自分でフィードバックし、改善する

誰かに強制的に変えられるのではなく、

必要性を自分で確認して反省し、改善すれば、

間違いなく習慣をものにできる。

 

方法3 帰宅後ルーティンの時間割を作る

いつどんな仕事をすれば、最も効率的か

帰宅後時間を充実させたければ、

決まった時間に決まったことをするルーティンを作ること。

具体例は以下の通り。

 

①空き時間を把握

②やりたいこと、所要時間、集中度の確認

③帰宅後ルーティンの時間割作成

 

時間割は自分をラクにしてくれる

計画を立て、時間ごとに目標を決める理由は、

自分を縛り付けるためではない。

その都度何をすべきか悩むことで慌ただしい日常を送るより、

イブニングプランナーで時間別目標をしっかり計画しておいて、

そのままそれに従う方がシンプル

 

●イブニングプランナーの書き込み例

EVENING PLANNER
Timetable
 
MON TUE WED THU FRI
17:00 業務時間
18:00 会社帰りにポッドキャストを聴く
19:00 夕食&家事
20:00 業務関連コラムを読む|動画企画&編集
21:00 英語の勉強
22:00 ヨガ、シャワー
23:00 クラシックを聴きながら読書
24:00 デイリープランナー作成/瞑想、就寝

 

がんばりすぎず、持続可能な計画を

初めから情熱を燃やしすぎると、

あまりにも早くガス欠になり、興味を失い、挫折する可能性が高い。

 

どんなに楽しくても、どんなにすべてのステップを

ひと飛びで越えていきたくても、

コツコツ地道に続けよう。

 

方法4 ポモドーロテクニックで集中する

いつも何かに追われる生活

集中力を失うと、

脇道にそれてはまた元の道に戻り、

また脇道にそれ、また元の道に戻るということの繰り返し。

 

必然的にかける力に比して成果はさほど出ず、

体力的にも精神的にも辛い。

 

集中と休憩を繰り返すポモドーロテクニック

「45分集中ー15分休憩」を

タイマーセットして実践。

 

重要なことは

集中時間には絶対に他のことをせず、

休み時間には必ず休むこと。

仕事の種類を変えてもいけない。

 

※ポモドーロタイマー:トマト型キッチンタイマー

 

方法5 ミニマリズムで余計な悩みを減らす

必要のない時間を整理する

ミニマリズムはムダな時間の浪費だけでなく、

お金のムダ遣いも減らしてくれる。

 

最小限の選択肢だけで生きることは

選択する時間とエネルギーを節約してくれる。

 

選択のために悩むことは、

もっと重要なことができる時間とエネルギーを奪っている。

 

やりたいことは多いのに時間がない、

と言うなら、本当に時間がないのか、

最もやりたいことをするために断念する勇気がないのか、

見極めないといけない。

 

急ぎの用事ではなくとも、大事なことはある

大切な人との時間、休息、運動、瞑想

 

本当に大切なことなのに、

急ぎの用事でもなく、変化や結果が目に見えないため

後回しにしてしまう。

 

それならなおさら意識的に気を配り、

あらかじめ時間をとっておかないといけない。

 

方法6 ムダな時間をなくす

休憩? それとも時間の浪費?

時間管理の最大の敵は

休憩時間ではなく、きちんと休むことも、

まともに働くことすらもできず、

意味もなく過ぎていった時間。

 

無意識に過ぎた時間。

 

目的もなく習慣的にぼんやり繰り返していることがあるなら、

警戒しなければならない。

 

スマホ中毒脱出法

①スマホを目につかないところにしまっておく

②スマホの画面に付箋を貼り付ける

③スマホ使用計画書を作成する

 

ネットサーフィンで良い情報は得られない

無限ネットサーフィンの特徴は、

別に役立つ優れた情報を得られないという点。

実際には、ネットで情報を探すより行動する方が早い。

 

時間に制限をつけて悩むこと。

 

何かを実行するために、

実はそれほど多くの情報が必要でない。

最低限の情報さえあれば、何でも始めることができる。

 

TIPS 時間管理のお役立ちアプリ

ビジュアルタイマー(VisualTimere)無料

フォーカス(Focus)無料アプリ内課金あり

トグルトラック(Toggle Track)無料

ワークフローウィー(Workflowy)無料

フォレスト(Forest)有料

マイハビッツ(MyHabits)無料

 

帰宅後ルーティンがうまくいく5つのポイント

ポイント1 続けたければ、ルーティン化する

帰宅後ルーティン作りのための3ステップ

●ファーストステップ:小さなルーティンを作る

●セカンドステップ:毎日同じ時間に繰り返す

●サードステップ:一定期間耐える

 

一定期間耐えられた人々は、持続できる確率が高い。

 

小さくて簡単なことからルーティン化する

小さなことをしっかりやり遂げてこそ、

大きなことを成し遂げられると言う事実を忘れない。

 

大きなことをやり遂げる人は

生まれつきずば抜けた能力がある人ではなく、

元から梯子を真面目に作っておいた人。

 

ポイント2 やる気満々の日には始めない

やる気があふれると胃もたれしてしまう

やる気があふれるときに決めた目標は、

自分のコンディションが悪化したとき、あまりにもはるか彼方に

感じられ、すぐにあきらめてしまいがち。

 

これが何度か繰り返されると、

「やっぱり自分程度の器ではできない」

という考えがパターン化する。

 

小さなことから始めてうまくいくという成功体験を

積み重ねていけば「私はなんとかうまくやっていける」という

考えがパターン化され、成功が一種の習慣となりうる。

 

うまくいったら充実感を味わおう

どんなに疲れ、どんなに無気力で、どんなに忙しい日でも、

必ず実践できるような小さなことから始めれば、

「忙しくてできない」「疲れてできない」などの言い訳もできない。

 

どんな小さなことでも

昨日とは違うやり方でやり遂げたなら、

たっぷり楽しもう。

 

そうすることで、

明日「もう少し」実践の幅を広げられる。

 

スタート時はできるだけハードルを下げる

最初から自分の能力以上に暴走し、

エネルギー燃焼に重きを

置き過ぎたせいで、多くのことに挑戦しては途中で投げ出してきた。

 

スタートはできるだけ小さくしてハードルを下げ、

不必要な欲に駆られて突っ走るのはやめよう。

 

義務感ではなく楽しさが大切

あることに、あまりにも大きな意味づけをすると

始めるときも実行するときも失敗するときも、

感情が大きくぶれる。

 

それ自体が、大きなエネルギー消耗につながる。

 

力を抜いて軽やかに楽しく、

今できることに集中しよう。

 

ポイント3 大人の頭で思考し、子どもの心で行動する

工夫して楽しくすれば、続けられる

つまらないことを無理やり繰り返すよりは、

楽しくするために自分なりに工夫してがんばってみるほうが

ずっといい。

 

成果を可視化する

成果は目に見えてこそ

実践する意欲が湧いてくる。

 

どんなことでも直接、

目で見て確認できるようにする小さな努力は、

実践を遥かに容易にしてくれる。

 

ポイント4 望み通りの自分をイメージする

自分に対するイメージを変える

自分に対してネガティブなイメージを決めてしまったら、

いつまでもネガティブマインドを繰り返すループに入ってしまう。

 

どうせ永遠のループに入るのだったら

いっそのことポジティブなループに入るようにイメージ作りしたい。

 

些細なことでも自分をほめる

自分をポジティブにとらえ直すためには、

小さな成功を少し大げさにするというやり方が

最も現実的でラク。

 

日々のルーティンをつくりたい場合は、

意識的に自分を子供扱いしながら、

ほんの少しの成功も、

いったん可視化して、

それから大げさに、「上手だ、上手だ」と褒めてあげよう。

 

実は自分は怠け者ではなかった、

実は自分は上手なんだと、頭の中に植え付けられていた苦手意識を

修正してあげよう。

 

デキる自分をイメージする

何かをする自分の姿をポジティブにイメージしてみる。

 

あたかもドラマの主人公になったかのごとく

勉強する自分の姿がいかに素敵か想像しながら勉強する。

 

こんな単純な方法でも、やる気に火がつく。

 

ポイント5 一緒にがんばる仲間を見つける

仲間と一緒なら、もっと遠くに行ける

自己啓発を目的にして出会ったコミュニティでは、

当然、発展的に会話が弾む。

 

そのような環境に頻繁に身を置くこと自体が、

変化の核となり、悪い習慣に戻らないよう、

乱れないよう自分を支えてくれる。

 

コミュニティの上手な活用法

しかし群衆心理による

誤った信念形成に最適な場所も、コミュニティ。

 

自分の信念を正しく持ちながら

集団に惑わされないように

最新の注意を払うべき。

 

互いに少しずつ理解し配慮すれば、

些細な意見の違いで論争する必要はなくなる。

 

一人でも二人でも続けられる

自分でどこかで勉強しようと決めても、

すぐにやめられるが、

友人と約束したら約束を破るわけにはいかないから

途中でやめられない。

実践率を上げる一種の装置のようなもの。

 

何としてでももう少しラクに実践してみようという、

ちょっとしたと努力は、

結果的に良い習慣とたゆまぬルーティンを作る。

 

試しがいのある手段の一つに、

「誰かと一緒」という選択肢もある。

 

TIPS 一日をエネルギッシュに始めるための朝のルーティン

●運動

●プランナーに「今日の決意」を記入

●10分読書

●朝食

 

崩れそうなルーティンを守る6つの危機対処法

危機1 夕食の約束が入って計画が崩れたとき

完璧を目指せばすべてを逃すかもしれない

何かをコツコツ続けると決心したのに、

途中であきらめてしまうほとんどの原因は

クオリティに対する欲が強いせい。

 

必ず守ろうと努力するのは「ルーティン」。

完璧に「きちんと」行うことが大切なのではない。

ほんの少しでも実行すればいい。

 

明日に延ばす? 少しでもこなす?

本当に気が向かない日でも

「今日やらなければ明日も絶対やらないだろう」

「明日は今日より2倍やりたくないだろう」

と考える。

 

今日すべきことを放り出す言い訳は、

明日もっとパワーアップして我が身に返ってくる。

 

クオリティがそれなりでも、

毎日続けることに意義を見出す。

 

やめる前に達成しやすい目標に修正する

「毎日7キロ走る」目標が達成できない日が多くなり、

あきらめたくなったら、

「一年間、毎日走る」に目標を修正する。

 

危機2 スランプと無気力が押し寄せてきたとき

どうしよう、スランプがやって来た!

必要なのは

ネガティブな感情に大げさに反応しないこと。

 

最初からスランプを

記念日のように周期的に訪れるものと

認識し、

スランプが訪れると「またやって来たな」と認めてしまう。

 

無気力とスランプを克服するコツ

1 スランプをやる気のオフシーズンととらえる

2 仕事の全体量を減らす

3 不安がらずにゆっくり休む

 

何もかも放り出したくなったら

結果は努力に比例しない。

 

自分を追い込みながら、目標を目指すと

人生は苦しみだらけにならざるを得ない。

 

人生における目標全てに

今ある幸せを蝕む態度で臨んではいけない。

 

目標は単なる方向性を示すもの

目標とは、正しい行動の方向性を決めることで

現在辛い思いをして生きるためのものではない。

 

数値化された目標ではなく、

成長そのものをより楽しめるように、

考え方を変える。

 

昨日とは違う自分になること

昨日できなかったことを今日は成功させること

を楽しむ。

 

危機3 努力しても満足できないとき

人はなぜ自分を責めてしまうのか

やろうと意を決したのに実践しないケース、

充分に実践したのに自らまだまだ考えるケース、

人は計画通りにやり遂げられず、ストレスを受ける。

 

決心しても、実践しない人の場合

やる気満々なのに行動に移せず、

苦しんでいる人々のための解決策は、

たった一つ。

 

「実践せよ」

 

実践はするが、欲張りな人の場合

地道に実践することにおいて、

スピード感は関係ない。

 

一日たった1%ずつ成長しても、一年後には約37%成長できる。

 

私たちの目標は昨日より成功することではなく、

毎日1%前後の小さな成長を続けることにある。

 

自責と正当化を防ぐ三つの問いかけ

反省は必要不可欠。

 

振り返って失敗した場所にとどまるのではなく、

再びうまく進む方法を模索するのが、反省。

 

1.なぜ計画通りにならなかったのか?

2.自分にどうにかできる問題だったか?

3.ベストを尽くしたか?

 

危機4 初めの一歩を踏み出せないとき

完璧を期して始められない人の場合

完璧な準備をして始めようとする人のほとんどは、

実際にはスタート地点にもつけない。

 

「成功させよう」ではなく「コツコツやろう」

この本で伝える

ルーティンの管理、サイドプロジェクト、時間管理などは

ミスが許されることばかり。

 

どうせ行うなら成功させたいと思うより

「始めたことだから、ずっと続けたい」の方向に舵を切る。

 

他人から見たらつまらないレベルのことを

黙々とやり続けてきた人々は、

結果的に、他人がうらやむ成果を上げる。

 

危機5 自己正当化に走ってしまうとき

大切なのは意志ではなく実践力

実践は、強い意思でやり遂げるものではない。

ただ昨日していたこと、今ただちにすべきことを淡々とこなすだけ。

 

強い意志を発動させようとするなら、

並々ならぬエネルギーが必要になるが

実践することが習慣になっていれば、そんなエネルギーは必要ない。

 

意志とは裏腹に、

意識しなければしないほど効果を発揮するのが、習慣。

 

すべてのことに気負うのはやめよう

大変そうで、やりたいと思えず、義務感を想起させる

「意志」という言葉を頻繁に使うのは良くない。

 

実践は、意志で行うものではなく、習慣。

たいしたことではないという気持ちで取り組もう。

 

すべてのことに気負えば、ムダに自分を苦しめることになる。

 

危機6 全部やめたいと思ったとき

合わないものは、捨てていい

きっぱりあきらめるのも一種の決断。

実行上手な人はあきらめるときもスマート。

 

「あきらめる」は、負のイメージさせるため

敬遠されがち。

 

あきらめを恐れて始めることさえしない人より

挑戦し続ける人のほうがまし。

その結果あきらめることになっても、

最初から始めることすらできない人より

はるかにいい。

 

あれこれ挑戦してみて、合わないものは捨てるのも良い戦略。

 

やめどきか、あきらめ癖なのか

区別がつかない人のための3つの判断基準

 

1.それは本当に楽しいか?

→楽しくなければ思いきってあきらめてもいい

2.長期的には有用な結果をもたらしてくれるか?

→運動、自己啓発、瞑想など

最初に味わう苦痛を耐えて継続すれば後になって

明らかに楽しくなり価値を見出せるものもある。

繰り返し行っていれば倦怠期が訪れることは認識しておくこと

3.自分でなく他の人のためにやっているのか?

→楽しくなく自分に有用でもないのに、他人のために続けるなら、

それは一方的な犠牲であり、持続しないからただちにあきらめてよい

 

あきらめても、負け犬にはならない

あきらめることに

あまり大きな意味を持たせなくていい。

 

人は生まれれば、死に、物事を始めれば終わりがある。

始めれば、あきらめることもあるだけ。

 

私たちの人生は、現在いましかない。

過ぎ去った時間が惜しいと何度となく振り返って

自分を責めるのではなく、

これから訪れる時間をどうやってもっと充実させて

大切に使うべきかに目を向けよう。

 

TIPS 帰宅後ルーティンを充実させるための体力管理法

●運動する

●最初の二カ月間は持ちこたえる

●よく食べる

●散歩&日光浴

●瞑想

 

おわりに 私は今日も「楽しいこと」をする

「好きなことを一生懸命やって、嫌いなことはラクに片付けよう」

 

感想

生活するため会社勤めを辞めることをせずに

夢を叶える方法をテーマにした本著は

 

やりたいことをやるために起業する

といった意識高い人向けではなく、

 

より一般層に寄り添った地に足がついた内容に

好感を持つとともに、激しく共感。

 

帰宅後のルーティンを変えることで

会社勤めをしながら

自分の人生を楽しく生き、夢も叶えられるんだったら

やらない選択肢はない。

 

目標=「最高の社員」ではないと言った

マインド形成から始まり、

帰宅後時間を充実させる具体的な方法までを網羅し

 

忘れていた夢ややりたいことを

またやってみようかなという気持ちにさせられ

モチベーション向上が止まらない。

 

みなさん、会社勤めながら夢叶えてみませんか。

 

 


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