バイバイブラックバードとは
伊坂幸太郎著、『バイバイブラックバード』読みました。
大柄な口の悪い女性と、結果的にルーズな女性関係もってしまった男の短編集。
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「ブラックバードって、不吉というか不運のことを指してるみたいですよ。
バイバイ、ブラックバード、君と別れて、これから幸せになりますよ、と。
そんなところですかね。」
作中から抜粋
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この『バイバイブラックバード』ていう単語はジョニーデップ主演の
『パブリックエネミーズ』という映画でジョニーにが口にしたセリフという印象が
個人的には強い。思い返すと、たしかこの映画もそういう意味合いが込められてる
気がする。この映画を観たときも、『バイバイブラックバード』っていう
フレーズどういう意味か調べたけど、今回で点が線になったと実感。
先に述べた男性は、二股ならぬ五股を掛けた女性たちとバイバイブラックバードする話。
初編の大盛りラーメンに挑戦する話が印象的。ラーメン食べたくなる気にさせられます。
とまぁ、日常をユーモラスに語るところが、伊坂幸太郎を好いてる理由なわけで。
興味ありましたら、どうぞ。
■この本で得た知識
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フェルミ推定
宇宙までの距離とか、髪の毛を全部足した長さとか、計れないようなものを、
概算で推定していくやり方。
例)何人くらいが耳鼻科に訪れるか
①一年に一度でもいいから耳鼻科を利用するのは、ざっと考えると10人(直感)
②日本の人口を一億三千万人として、一千三百万人
③同じ治療でおおよそ三回くらいは連続すると仮定し、延べ人数として、
年間、約三千九百万人が耳鼻科で治療を受ける
④一人の耳鼻科医が一日ざっくり二十人を、年間二百日くらい診察すると仮定。
→四千人
⑤約三千九百万人を四千で割って、おおよそ一万人
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日常で使えるかな。。。使えないね。